㎡・坪など、不動産の面積の表し方
2016/04/11
日常で使われる様々な面積の単位
普段、お客様とお話しをさせていただく際に、
「うちの畑は2反5畝で...」
といった表現をされることがあります。
土地や家の面積を表すのに、
『㎡(平米・平方メートル)』や、
部屋の面積なら畳の枚数で、
『畳(じょう)』を使うのが一般的かと思いますが、
坪、丁、反、畝といった表現も、
田舎ではよくある話です。
今回は、こういった面積の表現についてまとめてみたいと思います。
まずは結論から
この記事の結論を、
ここで先に書いてしまいますね。
㎡と坪(つぼ)、畝(せ)、反 または 段(たん)、町(ちょう)の関係は、以下の通りです。
1坪=3.3㎡ 、1畝=30坪、 1反=10畝=300坪、 1町=10反=100畝=3,000坪
これさえ分かっていれば、面積の計算自体はできます!!!
それだけなんです。。。
たとえば、さきほどの会話のように、
「うちの畑は2反5畝で...」と言われた場合は、
2反 = 2×300坪 = 600坪
5畝 = 5×30坪 = 150坪
したがって、
2反5畝は650坪と150坪の合計、750坪ということになります。
1坪は3.3㎡ですから、これを㎡に変換すると、
750×3.3 = 2,475㎡
になります。
簡単ですね!
計算は簡単ですが。。。この数字を見ただけでは、土地の広さを想像しにくいと思いませんか?
これで広さを想像できる
日本人ならほとんどの人は、
畳を見たことがありますよね。
畳を想像してもらえれば、1坪の広さも簡単に想像できます!
というのも、
1坪は畳2枚分の広さ
なのです。
畳にも種類があるわけで、
- 江戸間(880mm×1,760mm)
- 京間(955mm×1,910mm)
- 中京間(910mm×1,820mm)
- 団地間(850mm×1,700mm)
このように大さが違いますが、
ここで言っている畳2枚分とは、「中京間」のことです。
畳2枚で1坪ですから、6畳間は3坪ですね。
ということは、1畝(=30坪)は、
6畳間が10部屋あると思えばいいんです。
1反は6畳間が100部屋。。
1町は6畳間が1,000部屋。。。はぁ???
思えばいいと言われても、
6畳間が10個並んだ風景を見たことがないですよね。。。
ましてや100部屋とか1,000部屋とか、想像できません(^^;
東京ドーム何個分とかいうのも想像しにくいですし、
なかなかいい例が思いつきません。。。。
例を思いついたら、また加筆いたします!